左利きの結婚指輪事情

左利きにとって結婚指輪は何かと不便

結婚指輪は、左手薬指にはめるのがセオリーです。
しかし左手薬指にはめると、左利きの方にとっては色々不便が生じます。
普段力仕事に勤しんでいる左利きの人の場合、折角の結婚指輪がすぐに駄目になってしまいます。
家事をしている人となると、左手にはめた結婚指輪に痛みが出てくる恐れがあります。

ファッション用の指輪なら、痛みが出てきたら直ぐに新しい物に買えば済む話です。
しかし結婚指輪の場合、「痛んだから新しいものに買い換える」という訳にはいきません。

右手の結婚指輪

左利きの人が生活に支障が出ることなく結婚指輪を身につけるには、右手にはめる方法があります。
例えばドイツの場合、聖書に「右手には正義が宿る」ことから、右手薬指に結婚指輪をはめています。
そして正義を掴むことにより、幸せになると信じられているのです。

だから右手薬指に結婚指輪をはめることに関しては、何の問題もありません。
でも右手に結婚指輪をはめている人は多くはないので、どうしても目立ちます。
指に衝撃が加わるような作業に取り掛かる場合は、結婚指輪を外すのが1番の解決策でしょう。

思い切って自分で作ってみる

作業に支障があるからと、結婚指輪を外すのは些か抵抗がある方も多いでしょう。
ジュエリーブランドが手がけている結婚指輪の多くは、右利きの人が左手にはめることを想定して作られたものです。
左利きの人に向けた結婚指輪は、意外と見当たりません。

左利き向けの結婚指輪がなかったら、自分で作ってみる手があります。
最初から「左利きの人間が身につける指輪」として作るので、却って効率的です。また「自分で作った」という思いもあるので、特別感も増します。

オーダーメイドでも作ってもらおう

手先に自信がないのなら、オーダーメイドで作ってもらう手もあります。
オーダーメイドで注文する際、予め左利きであることを伝えておけば、対処してくれるでしょう。
「オーダーメイド」と聞くと高価な指輪を想像するでしょうが、セミオーダーなら金額はあまりかかりません。
自分のスタイルに合ったやり方で、素敵な結婚指輪を作り出して下さい。